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大学院入学試験対策
「数日以内」と言いつつ、かなりの時間が経過しているのはいつものことです。
気にすべきではありません。

(今回の記事よりフォントを変更してみました。こちらのほうが見やすいですね。)
平成一九年一〇月、京都大学大学院人間・環境学研究科修士課程及び神戸大学大学院法学研究科博士課程前期課程専修コースから合格をいただき、京大人環への進学を決定した。
進学を意識していたのは一回の頃からだったが、実際に準備を始めたのは三回の後半に入ってからであった。

■大学院選択

筆者が将来研究したいと思っているテーマは、分野としては近代日本政治外交史であった。
この時点で某市大の法研という選択肢は儚く消え去った
日本政治外交史担当教員がいないだけでなく、政治学分野自体が縮小しつつあるというアリサマ。
必然的に他大学大学院の受験を余儀なくされることになった。

一般的に言って他大学大学院の受験は、以下の点において相対的に不利である。
①情報が少ない
②遠い
③勉強仲間がいない
この中で最も致命的なのは、①情報の少なさであると思われる。
筆者は運よく様々なご縁に恵まれ、この点をクリアーすることができた。
(換言すれば筆者が合格できたのは、ただ単にツイていたからである。)

大学院情報の検索には、以下のサイトなどが便利である。
Between Web 大学院検索
Reマナビ.com 大学院検索

その他、学部の教官・先輩・友人などあらゆるコネを駆使して情報を収集することが、死活的に重要である。

■研究室訪問

教授の研究室を訪問したのは試験当日の一箇月ほど前であった。
反省点としては…
①もっと早い時期に伺えば良かった。
②急な話であったので、研究計画書等を用意できなかった。

■研究計画

大学院によっては、出願時に研究計画書を課す場合がある。
研究計画書を書くことは、進学を目指す動機を明確にするためにも有意義である。
研究計画書の書き方については、次の書籍を参考にした。
『研究計画書の考え方―大学院を目指す人のために』妹尾堅一郎、ダイヤモンド社、1999年

■試験対策

イ)英語
京大人環の英語では、英文読解・英文和訳・和文英訳が出題される。
法学研究科の英語は、英文の全文和訳であることが多いようである。
以下総ての科目に言えることだが、過去問をなるべく早く入手しそれを分析することが必要である。

英語は以下の方法で学習した。
①過去問の練習。
②"Understanding International Conflicts: An Introduction to Theory and History" Joseph S. Nyeは日本語版・英語版共に入手可能であったので、和訳練習に便利であった。
③語彙を増やすために、以下のようなものを用いて政治・社会・軍事分野の単語を学習した。
『社会人のための必須英単語』清水建二、ベレ出版、2002年
RNN時事英語辞典

この他余力があれば、"Foreign Affairs"等の論文の和訳に挑戦できれば良かったかもしれない。

ロ)日本政治外交史
日本政治外交史は政治史・外交史を含み、戦前・戦後にまで及ぶため、その範囲は膨大である。
そのため、それらがコンパクトに纏められている「教科書」のようなものを見つけるのは困難であった。
①政治史
政治史は筆者は以下の五冊で学習したが、探せば他に良い本があったかも知れない。
『大系 日本の歴史 13 近代日本の出発』坂野潤治、小学館、1993年
『日本の近代 2 明治国家の建設 1871-1890』坂本多加雄、中央公論新社、1999年
『日本の近代 3 明治国家の完成 1890-1905』御厨貴、中央公論新社、2001年
『日本の近代 4 「国際化」の中の帝国日本 1905-1924』有馬学、中央公論新社、1999年
『日本の近代 5 政党から軍部へ 1924-1941』北岡伸一、中央公論新社、1999年
②外交史
『日本外交史概説』は戦前が要領良く纏められている。戦後は『戦後日本外交史』で押さえることができる。
『日本外交史概説』池井優、慶応義塾大学出版会、1992年
『戦後日本外交史』五百旗頭真編、有斐閣、1999年
『日米同盟の絆―安保条約と相互性の模索』坂元一哉、有斐閣、2000年

ハ)国際政治
①理論
神大の「国際政治」では、安全保障に関する問題が多く出題されていた。
また京大人環では「英国学派」が特に注意を要する分野であった。
『グローバル社会の国際関係論』山田高敬・大矢根聡編、有斐閣、2006年
『新・国際政治経済の基礎知識』田中明彦・中西寛編、有斐閣、2004年
『国際紛争―理論と歴史』ジョセフ.S.ナイ.ジュニア、有斐閣、2007年
『最新版 安全保障学入門』防衛大学校安全保障学研究会、亜紀書房、2003年
②通史
『ヨーロッパ国際関係史―繁栄と凋落、そして再生』は、ウェストファリア体制成立からの国際政治史をcoverするのに役立った。
『ヨーロッパ国際関係史―繁栄と凋落、そして再生』渡邊啓貴編、有斐閣、2002年
『20世紀の国際政治―二度の世界大戦と冷戦の時代』松岡完、同文舘出版、2003年

ニ)政治学
政治学の基本テキストとしては次のものを使用した。
『政治学』(久米郁男他)は、本の分厚さに圧倒されるかもしれないが、内容はごく初歩的なものであり、特に出題され易い分野は他の本で補う必要がある。
『政治学』(大嶽秀夫他)は政治学理論を別の側面から見るのに役立ったが、幾分文章が分かりにくいという欠点がある。
『政治学』久米郁男他、有斐閣、2003年
『政治学』大嶽秀夫他、有斐閣、1996年

ホ)政治思想
神大の「政治学」は、「政治学」という科目名でありながら政治思想に関する問題が多く出題されていた。
また京大人環の「政治学」出題担当教官の一人が足立幸男教授であったため、足立氏の著書を押さえる必要があった。
『概説 西洋政治思想史』は、各政治思想について要領良く記述されており内容も非常に詳しいため便利である。
『政治思想史』小笠原弘親他、有斐閣、1987年
『概説 西洋政治思想史』中谷猛・足立幸男、ミネルヴァ書房、1994年
『現代政治理論入門―原典で学ぶ15の理論』足立幸男、ミネルヴァ書房、1991年
『現代政治理論』川崎修・杉田敦編、有斐閣、2006年

ヘ)国際法
国際法は受験には結局使用しなかったが、出題される論点が限られているという点で学習しやすい科目である。
『国際法』は論点がコンパクトに纏められているため便利であるが、答案を書く際に分量が不足すると思われる場合は『現代国際法講義 第4版』で補うことが必要である。
『国際法』松井芳郎他、有斐閣、2002年
『現代国際法講義 第4版』杉原高嶺他、有斐閣、2007年

学科試験の対策には、この他にそれぞれの出題担当教官の個別論文を多数参照した。
また試験直前には過去問を用いて、1,000字程度を基準に答案の作成練習を行った。

ト)面接
面接試験対策は特には行わなかったが、担当教官である中西輝政教授の著書を読んでおくことは必要と考え、以下の本に目を通した。
『日本人としてこれだけは知っておきたいこと』中西輝政、PHP新書、2006年
『大英帝国衰亡史』中西輝政、PHP研究所、1997年
『帝国としての中国―覇権の論理と現実』中西輝政、東洋経済新報社、2004年
『アメリカ外交の魂―帝国の理念と本能』中西輝政、集英社、2005年

■實戰

伊)神戸大学大学院法学研究科博士課程前期課程
詳しくは書かないが、面接試験で苛められたことだけははっきりと記憶している

呂)京都大学大学院人間・環境学研究科修士課程
試験直前に中西先生にお会いする機会があり、そこで先生からいただいた言葉(その内容は残念ながら記すことはできない)によって大いに元気付けられた。
『日本人としてこれだけは知っておきたいこと』を読んでいたことは、意図せずして役立った。



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| 【2007/11/27 14:55】 | 雑學 | 被参照(0) | 意見(0) |
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